看護師・医師の採用面接での「逆質問」、 何を聞かれたら要注意?

面接の終盤、「何か質問はありますか」に「特にありません」とだけ返ってくると、興味がないのか単に緊張しているだけなのか、判断に迷うことがあります。逆質問は候補者を評価する場ではないという建前もありますが、実際にはそこから読み取れる情報は少なくありません。
01逆質問がない候補者をどう見るか
逆質問が出てこない理由は、緊張、準備不足、あるいは本当に興味が薄いなど、いくつも考えられます。1回の面接でこれを判別するのは難しく、「質問がない=意欲が低い」と決めつけるのは早計です。ただ、条件面ばかりを詳しく聞いてくる候補者と、業務内容やチームの雰囲気を聞いてくる候補者とでは、入職後に何を重視して働くかの傾向が透けて見えることがあります。
02好印象につながりやすい逆質問
「入職後、最初の1〜3か月でどんな業務から任されますか」「チームで困ったとき、誰に相談するのが一般的ですか」といった、具体的な働き方をイメージした質問は、候補者が入職後の自分を具体的に想像している証拠になりやすいです。
03少し注意しておきたい逆質問
給与や休日日数といった条件面の質問自体は自然なことで、それ自体を問題視する必要はありません。ただ、条件面の質問しか出てこない場合や、前職への不満をそのまま自院への期待にすり替えて質問してくる場合は、面接の中でもう少し深掘りして、本人の言葉で仕事への向き合い方を確認しておくと安心です。
ヒポくんメモ逆質問の中身より、答えを聞いてどう反応するかの方が実は見どころだったりするんだよね。「そうなんですね」で終わる人と、もう一段掘り下げてくる人の差、地味に大きい。
04逆質問は面接官の側にも問われている
逆質問にきちんと答えられるかどうかは、面接官の側の準備も試されています。「チームで困ったとき、誰に相談するのが一般的ですか」と聞かれて、面接官自身が答えに詰まるようであれば、それは組織としての課題かもしれません。逆質問の時間は、候補者を見極める場であると同時に、自院の状態を見直す機会にもなります。
05よくある質問
Q. 逆質問がまったくない候補者は不採用にすべきですか?
それだけで不採用にする必要はありません。他の面接内容と合わせて総合的に判断する材料の一つとして扱うのが妥当です。
Q. 候補者が逆質問しやすい雰囲気を作るには、どうすればいいですか?
面接の冒頭で「最後に質問の時間を設けます」と伝えておくと、候補者が質問を準備しやすくなります。面接官がやや踏み込んだ質問にも答える姿勢を見せることも効果的です。


