内定辞退を防ぐ、内定〜入職までのフォロー設計

内定を出してから実際に入職するまで、数週間から数か月の空白期間があります。採用担当者としては「内定を出した」ことで一区切りついた気になりがちですが、候補者にとってはまだ意思決定の途中です。この空白期間のフォローが手薄だと、良い候補者ほど他院からの声かけに応じてしまいます。
01内定後の「空白期間」が持つリスク
内定を出してから入職まで、多くの場合、次に連絡を取るのは入職手続きの案内くらいです。この間、候補者は現職の引き継ぎや退職手続きに追われながら、同時に他の選択肢についても考える余地があります。連絡がまったくない期間が続くと、候補者の中で自院への熱量が自然に下がっていくことがあります。
02なぜ内定辞退・連絡途絶が起きるか
他院から後追いでオファーが来て、条件面で心が動くケースは実際にあります。それ以上に見落とされがちなのが、連絡が来ないこと自体への不安です。「この病院、本当に自分を歓迎してくれているのだろうか」という漠然とした不安が、内定辞退の引き金になることもあります。
03フォローすべきタイミングと内容
内定連絡の直後、入職1か月前、入職直前の少なくとも3つのタイミングで接点を持つことをおすすめします。業務連絡だけでなく、配属予定の病棟の様子や、一緒に働くことになるスタッフの紹介など、入職後の生活が具体的にイメージできる情報を伝えると、候補者の不安を減らせます。
ヒポくんメモ内定出した後、次の連絡が入職日の案内だけ、っていうのはちょっと寂しいよね。「歓迎されてる」って伝わるだけで、辞退のハードルはけっこう上がる気がする。
04フォローのしすぎにも注意
頻繁すぎる連絡や、退職準備の進捗を細かく確認するような連絡は、候補者にプレッシャーとして受け取られることがあります。フォローの目的は「歓迎している」ことを伝えることであって、監視や催促ではありません。頻度よりも、1回ごとの連絡の質を意識するほうが効果的です。
05よくある質問
Q. 内定辞退の予兆に、どうすれば気づけますか?
フォロー連絡への返信が遅くなる、質問に対する回答が曖昧になるといった変化は、心変わりのサインであることがあります。気になる変化があれば、率直に状況を聞いてみることをおすすめします。
Q. 内定から入職まで期間が長い場合、特に注意することはありますか?
期間が長いほど、他の選択肢を検討する時間も長くなります。定期的な接点を意識的に設けて、空白期間を作らないようにすることが重要です。


